週刊漫画TIMES

毎週金曜日発売の「週刊漫画TIMES」。
非常にマイナーで、知らない人も多いだろうが、結構はまるマンガが多い。
ただ、気に入らないのは、超優れた主人公が、そのままではすばらしい実績を出すはずなのに、理不尽な妨害によって、サクセスストーリーを邪魔されるという設定が、鼻につくこと。
今なら、蔵の宿、しぶとい男、女傑と、鬱陶しい限りだ。
旅館、サラリーマン、歌手と、それぞれ才能があるもの同志が対決しても、勝つかという世界のはずなのに、お互いを磨く好敵手が皆無で、やたらと安直に妨害工作をされたりする。
所詮、マイナーな漫画雑誌編集者の差し金か?
編集長が偏向しているのか、間違ったマーケティングで「いじめ路線」を貫いているのか。
それでも毎週買い続けている。
昔は、○暴株式会社とか、女帝とか、最高だったからね。
漫画と言えば週刊漫画TIMESと週漫.JP
明日から買うの止めよう。

おお、昔のドメイン shuman.jp が、誰かに取得されている…

はじめの一歩 落札、68巻読破!

昨日(2004-05-29)夜、はじめの一歩68巻そろいを落札。
しかも出品者はわが地元の方で、今日午前中に直接取引成立。
50巻までは、喫茶店&ラーメン屋で合わせて2度読みしていたので、51巻目から読み始めさきほど68巻を読破!
いやぁ、おもしろいね。
幕之内一歩(主人公)だけでなく、脇役のリング内外の戦いもドラマチックで、ほんと、読者もこのマンガにはデンプシー・ロールを食らってしまいそうだ。
やっぱ、e-コマースサイトも、期待通り、期待以上のエクスタシーを与えることができなければ、この先ビジネスを続けていくことは困難かも。
動線を、はじめの一歩のように、息つく暇のないくらい、次は次はとクリックしてもらわなきゃ、ね!?
はじめの一歩

なお、今はブックオフに売り払ってしまった。
他の漫画と一緒に…
理由は、クラシックのCDが占領したから。

タイガーマスク 原作を超えたアニメ

巨匠梶原一騎原作のプロレスアニメである。
知る人ぞ知る、これほど原作から遠く離れて完成度の高いものは未だ見たことがない。
さて秀逸なのは、虎の穴の最強レスラーである、キング・タイガー、ビッグ・タイガー、ブラック・タイガー。
さらに、ミラクル3あらためタイガー・ザ・グレイト。
この後者は、今まで「タイガー・ザ・グレート」とばかり思っていたが、平成虎の穴の情報によると、「タイガー・ザ・グレイト」だそうだ。知らんかった…
とにかく、この4人の虎の穴幹部レスラーによる、タイガーマスクこと伊達直人ほか裏切り者のリング上の処刑譚は、原作にはまったく含まれておらず、しかも、この箇所が途轍もなくおもしろい。
聞くところによると、色々な利権がからみ、なかなか全巻ビデオ化されなかったのだが、2003年に待望の全巻DVD化されたらしい。
ところが一回こっきりで、Amazonでさえユーズドが高値で売られている。
このあたり、人気もあるからだろうが、発売する方の姿勢にも問題がありそうだ。
最後に、新日の初代タイガーマスクも原作を超えていたね。

それから、ヤフオクで全セットをゲット!
息子と二回見た。
映像は古いので辛いものがあるが、やはり名作と再認識。
すばらしい!

はじめの一歩 オークションの落札待ち

森川ジョージのコミックス。
非常におもしろい、はまってしまう。
これをそろえている喫茶店でモーニングを食う、または、ラーメン屋で昼食。
まずいものを食わせるわけではないが、あきらかにマンガ目当ては言うまでもない。
ボクシングマンガにはまったのは、明日のジョー以来。
強力なライバルに苦戦しながらも、最後は勝つ、この設定は同じだが、ジョーには悲壮感が漂う。
ライバル(力石徹)の死と、真っ白なラストシーンは、鮮烈で今も頭に刷り込まれている。
もちろん、明日のジョーを全巻そろえていることは言うまでもない。
さて、一歩の方は、いじめられっ子の大変身、リング上の大逆転、因縁というか宿命というか、ライバルと繰り広げるドラマは、読むものを引き込む。
ところで、例の喫茶店もラーメン屋も、50巻までしかない。というかもう読み終わって、2回目を読んでいたりする。
今は、Yahoo!オークションで落札を待つ身である。
はじめの一歩

藤原定家(ふぢはらのさだいへ) ルキノ・ヴィスコンティ 歴史と美学

藤原定家は、その美しさの追求において、イタリア人の映画監督であるルキノ・ヴィスコンティとならぶわが愛着の深い芸術家である。

ともに貴族。そして時代の転換期にうごめき、滅びの美学とも言える、様式美を構築している。


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藤原定家(ふぢはらのさだいへ) ブルックナー 芸術の規格

藤原定家は、アントン・ブルックナーとならぶ私が愛好する芸術家である。

定家の言葉至上主義と現実無視は、ブルックナーの絶対音楽追求による巨大交響曲の作曲と通じるものがある(と私は思う)。


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