紅旗征戎は吾がこと。昔も今も大国盲従の倭国、シャイロック症候群

「紅旗征戎」とは、藤原定家の公開用日記であった明月記の記述、「紅旗征戎非吾事」の言葉から借用し、日本=現代の倭国のまつりごとやあきないなどに毒づくカテゴリである。

また「倭国」とは、卑弥呼であれ、五王であれ、日出づるところの天子であれ、とにかく当時は、辺境の日本は世界の中心であった中国に「朝貢」しており、今の世界の中心のアメリカの、政治的・経済的・文化的な支配におかれている現況と類似していることへの、蔑称の意味である。

中国に対して、「倭国」を「日本」と国号変更を認めさせたのは、天武系政権の手柄である。もちろん、書記を中心とした日本史の偽造改竄は、代償も大きい。

さて、アナログは言うに及ばず、MicrosoftやGoogleの跳梁跋扈を、嘆き悲しむ性根はないものか…

ITリテラシーなき者たちを相手に可能な限り儲けようと、卓越した思想もなく、高邁な品格もなく、倭国の電脳企業は浅ましや見窄らしや。嗚呼、シャイロック也。

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