リチャード・グード(Richard Goode)のベートーヴェン ピアノソナタ全集

Napster(ナップスター)で入手したクラシック音楽の全集は数々あれど、もっとも狂喜乱舞したのがリチャード・グード(Richard Goode)のベートーヴェン ピアノソナタ全集である。

ベトソナはバックハウスかエル・バシャか

通によると、ベートーヴェンのピアノソナタは、バックハウス(Wilhelm Backhaus)またはエル・バシャ(El Bacha)にかなうものなしとのことだ。

私は、好みとして死者の音は最後に聞きたく思うので、存命中の演奏家の録音にこだわりたい。

そこで、ブレンデルやポリーニなど有名どころもいるのだが、いろいろ知恵を付けた後に、長いことリチャード・グードのベトソナが欲しくてたまらなかった。

リチャード・グード(Richard Goode)のベトソナ

Amazonでは、輸入盤が12,000円ほど、国内盤なら15,000円弱である。HMVでも輸入盤が10,000円超と、CDが10枚組なので値段もそれなりなのである。

いつ買うか迷い続けたあるとき、何とナップスターでグードの全集がそろっているではないか!

そこで、WMAのDRMを解除 – Mac版iTunesでナップスター三昧のやり方でごにょごにょ、iTunesにクラシック系のアートワークを取り込むのも苦労しながら名曲 Corelli:La Follia – Napsterの曲にiTunesストアのアートワークをで。

いや、至福の極みである。

ルートヴィヒ・ファン・ベートホーフェン

なお、ベートーヴェンは英語読みが日本で定着したものであり、Ludwig van Beethoven(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)は、ドイツ語読みでは「ルートヴィヒ・ファン・ベートホーフェン」と発音するらしい。

クラシック音楽もそれなりに聞き込んで、ブルックナーはもはやオタクの領域、マーラーもほどほど全集を収集しているが、最後の最後はバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンにかえっていく。

ベートーヴェンの、ピアノソナタ、弦楽四重奏曲、交響曲は途方もない完成度をもっており、かつ音楽を完成させるとともに破壊したごとくである。

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